梅の一年

1月2月 開花

まだ肌寒い梅畑に、梅の花が咲き始めました。
この時期に雪や強風等の天候によって梅の出来高が左右されます。
元気に育って欲しいです。写真は2月3日撮影です。

 

3月4月5月 成長

3月上旬、春の日差しと共に、花の香りが畑一面を覆い、梅畑は満開の時期を迎えます。
写真は3月9日撮影です。

 

4月には、虫害防止対策のために、梅畑ではスピードスプレイヤーによる農薬散布を実施します。
4月19日撮影の散布風景です。

 

5月、緑の覆われる梅畑。太陽の日差しを浴び青梅がすくすく育ち大きくなってきました。
5月17日撮影

 

6月 収穫

6月上旬 青梅の収穫がスタートします。
写真は収穫された青梅の選別と出荷作業風景です。
6月7日10日撮影です。

 

梅の収穫は、梅雨の時期に重なり蒸し暑くなったり雨が降ったりもしますが、この時期しかありません。
家族総出での収穫です。
写真は6月24日の収穫、会長宅での選別風景です。

 

梅は一粒一粒、大切です。自然落下する梅たちをネットで集め収穫します。
落ちる梅たちは自然の糖度が増します更に美味しい梅になります。貴重な梅たちです。
写真は6月24日撮影のネット収穫作業風景です。

 

機械化による、ネット梅洗浄選別作業風景です。
6月25日撮影です。

 

7月 収穫・加工

梅の収穫はまだまだ続いています。
同時に、梅を漬ける作業も始まります。
写真は、7月4日撮影の大量の紫蘇畑です。

 

紫蘇に塩を振りあく抜きの準備作業風景です。
しんなりしたら、ゴム手袋をして抑え込むように揉む、アク汁を捨てます。これを繰り返します。
7月18日撮影です。

 

梅の天日干し(土用干し)昔から夏の土用に天日で3日ほど干すと良いと言われています。
1年で紫外線が最も強い時期で、表面に残っている雑菌を紫外線が消毒してくれて長持ちのする作用があります。
更に水分が減少し塩分濃度も上がるので、天日で塩が吹いている梅干しの賞味期限が長くなります。
又、梅干しに、クエン酸、各種ビタミン、鉄、カリウム、食物繊維等が増えます。
美味しい梅干しになりますようにと呪文をかけるようです。
7月26日撮影です。

 

8月9月 加工・樽詰め

8月には漬け込み作業に入り、丁寧に水洗いをして梅上げ品質チェックを行います。
写真は8月14日ちょうどお盆になります。

 

8月末には、白干し梅と紫蘇合わせを行い、樽詰め作業になります。
写真は8月28日撮影です。

 

10月 商品完成

約1カ月半、樽詰めされた梅干しの製品詰め作業に入ります。
グラムは図り、パッケージをして漸く商品の完成です。

 

11月12月 商品搬入・販売

商品を地元道の駅「三方五湖」さんへ搬入と商品陳列販売準備完了です。
また来年に向けて、梅畑の管理や梅の木の剪定作業などを行います。